事業内容(創立趣旨)

1.ハンセン病予防並びにハンセン病を正しく理解するための啓発普及等に関すること

2.ハンセン病患者の在宅治療に関すること

3.ハンセン病患者及び回復者並びにその子弟の厚生指導に関すること

4.在宅患者及び回復者の家族に対する教育、援護に関すること

5.ハンセン病の治療に関する調査、研究に関すること

6.ゆうな藤楓センター啓発資料室運営

7.その他本会の目的を達成するために必要な事業

公益財団法人沖縄県ゆうな協会
(旧・財団法人沖縄県ハンセン病予防協会)の業務案内

1.外来診療案内
  毎月第2・第4水曜日 午後1時から午後3時まで(祝日休診)
  足底潰瘍(裏傷)の処置等を行っています。

2.福祉事業
(1) 回復者の高齢化による生活習慣病検査の必要性に鑑み生活習慣病健診(人間ドック)を実施しています。
  健診協力機関:一般財団法人沖縄県健康づくり財団、医療法人沖縄徳洲会宮古島徳洲会病院
(2) 県営住宅空き家待ち入居者募集窓口の設置
  2002(平成14)年、沖縄県は県条例の一部改正を行い、県営住宅への優先入居対にハンセン病元患者を追加し、その取り扱い要領でハンセン病元患者の入居申し込み事務については、当協会が窓口を設置し申し込み手続きの支援を行っています。
  県営住宅の入居募集については、例年、7月頃に行っておりますので、入居希望者におかれましては、その時期に当協会までお問合せください。
(3) 共同住宅入居者募集について
  当協会(那覇市古波蔵1-25-18)の2階は、住宅に困窮するハンセン病回復者並びに在宅患者の低額所得者等に低廉な家賃で賃貸しています。
  全戸数6戸ありますが、現在、202号室(家賃2万円/月、敷2ヵ月分)が空室となっており入居者募集中です。入居ご希望の方はお問合せください。

3.相談支援事業
  医療・介護・福祉など生活全般の相談を受けています。例えば、介護保険を申請したい、医師からの病状説明時に同席してほしい、配食サービスを利用したい、地域のサークル活動にお参加したいなど、個々の相談内容に応じた支援を実施します。
  また、退所者(非入所者)給与金、元患者家族補償金請求等の相談も受けています。
  他に、介護や医療などの関係機関に対して、ハンセン病に関する理解を深めるため、勉強会の実施やパネルの貸出、ゆうな医療・介護の相談たより等の発行及び語り部による講話を当協会ホームページに掲載しています。

4.生活支援事業
  ハンセン病回復者であることにより生活しづらさを感じている方に対して、生活支援員による病院受診や役所等への同行支援及び清掃・買い物などの家事支援を行っています。